私たちは小さい頃から学校や会社などで防災訓練を経験しています。私が小学生の時には頭に防災ずきんを被り、口にハンカチを当てて訓練をしていましたが、あの当時のことを思い出すと、友だちとちょっとふざけながら参加していた気がします。しかし、大人になった今、防災訓練はとても大事な訓練だということを認識すると、「もう少しきちんと取り組んでおけばよかった」と思うこともしばしばあります。ここでは、防災訓練の大切さと様々な防災訓練用のグッズなどの紹介をしたいと思います。

近隣の人と交流を持ちましょう

 防災訓練をしたことのある人の多くは、学校や会社で経験しているのだと思います。しかし、休日に自宅にいる時にもし災害が起きた場合、学校や会社のように引率してくれる人は誰もいません。そうすると、自分の家族や近隣の方たちとうまく連携し、避難場所まで向かうこととなります。しかし、日頃から近隣の方と交流がなかったり、町内会などの防災訓練に参加していなかったりした場合、急に「周りと連携して」なんていうことはなかなかできません。少しでも災害による被害者を出さないためにも、町内会で訓練をすることはとても大切なのです。

 とはいっても、今まで町内会の活動に参加していないと、急に防災訓練に参加してもうまく馴染めず、結果的に意味の無いことになってしまいがちです。ですのでまずは訓練に参加するのではなく、近隣の方と毎日挨拶をする、町内会の活動(清掃や草取りなど)に積極的に参加するなど、地域とのつながりを強くしましょう。日頃からそういった活動に参加していると、近隣の方とも親しくなり、災害が起こった際には自然に助け合えるようになります。

町内会の防災訓練に参加しましょう

 近隣の方と十分な交流が持てている人は、ぜひ町内会の防災訓練に参加してください。これは避難経路や避難場所の確認や、消化活動の方法などの確認をするのに重要なことなのです。いくら近隣との連携ができているからといって、避難場所がわからない、消化器の使い方がわからないようでは意味がありません。またこういった活動に参加することによって、「(○○さんの家は小さいお子さんがいる)(××さんは足が悪い)から逃げ遅れてしまうかもしれない」など、家の前で挨拶をするだけなどの交流ではわからないことが発見できます。こうやって訓練に参加することで、災害が起こった際に一人で避難するのが困難な方をすぐに助けに行くことができます。

 しかし、寝たきりの方など防災訓練に参加できない方もいます。そういった方が逃げ遅れたりしないよう、日頃の挨拶だけではなく郵便受けに新聞がたまっていないか、何日もカーテンが閉めっ放し・開けっ放しになっていないかなど、普段から気にかけてみましょう。もしその際に様子がおかしいと感じたら、まずは声をかけ、その後地域の役員などに相談しましょう。

さまざまな防災訓練用のグッズ

 防災訓練を行う際、参加する側の方は特別用意しなければならないことはありません。しかし町内会で運営に携わっている方などは、防災訓練をする際には消火訓練用のグッズなどを用意しなければいけません。今ではインターネットでも気軽に買えるようになっていますので、ここでは訓練用品の一部をご紹介します。

 ・訓練用消化器・的
  こちらは普通の消化器でもかまいません。一本だけでなく、できるだけ多くの人が訓練に参加できるよう何本か用意しましょう。的についてですが、実際に火をつけて消火訓練をする場合もありますが、そういった本格的なものは大抵消防士の方にお願いすることになります。なので訓練用の火が描かれている的を使うのが良いでしょう。

 ・防災ずきん
  自宅に防災ずきんが常備してある家庭は少ないと思います。なので、参加者分の防災ずきんも用意しましょう。アルミ製や布製など、種類やサイズも様々なので用途に合わせて用意すると良いです。

 ・腕章各種・メガホン
  意外と必要なのが腕章だと思います。腕章をつけることで誰が何の役割なのかはっきりとするからです。訓練の時だけでなくいざ災害が起きたときにも大活躍するグッズです。またメガホンは誘導をするときに欠かせません。訓練中はみなさん静かにしてくれますので良いのですが、実際の災害時にはそういうわけにはいきません。地声でどんなに声を張り上げても聞こえないこともよくありますので、メガホンは必ず用意しましょう。

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